ここまで丁寧にやっているか?正しい汚れ落とし 洗顔実践
実は、洗顔次第で、敏感肌になってしまうことがあります。
洗顔は、肌の汚れを浮き上がらせたクレンジング料や汚れをきちんと洗い流す大切な作業です。 ニキビ吹き出物が出来やすい場合のほとんどは、 肌質や皮脂分泌の状態だけではなく、この 洗顔の仕方が悪いというのが、原因になっています。 洗顔の仕方が悪いと、クレンジングの時の汚れがきれいに落ちていないばかりか、洗顔料が顔に残り、 それが、敏感にさせたり、乾燥を招いたり、吹き出物を作ったりする場合があります。 次につける化粧水などの効果も妨げてしまいます。
美肌作りの3バランス
クレンジング後、洗顔料を適量出し、ぬるま湯でよく泡立てます。 汚れ落としは泡が大事です。泡は、生クリームのようにもっちりぷるんぷるんになるまで細かくしてください。 シャボン玉のようなぶくぶくの状態ではなく、泡が立つくらいに真っ白くなるまでです。
泡のきめ細かさが細かいほど、皮膚の細かいスキマに入りますので汚れはきれいにさっぱり落ちます。
洗顔をしても脂っぽい原因は?
クレンジングをせずに、洗顔だけする場合は、泡を乗せる前にぬるま湯で顔をよく素洗いして洗い流してください。 その時点で、汚れが落ちていると、泡が肌に乗ったときの洗浄力がまったく違います。それが、メイクをしていなくても クレンジングを必ずしてくださいとおすすめする理由です。
よくこんなことはありませんか?「洗顔をしたのに小鼻の周りが脂っぽくてまた、二度洗いした。」「洗い流しているときにまだ べたついていたので洗顔料を足した。」それは、肌に皮脂や汚れがこびりついていたからです。
洗顔前に一度、クレンジングで皮脂や汚れ浮き上がらせていると、洗顔のときに簡単に落ちます。 ですから泡で2度洗わなくても一度で、小鼻の周りもつるんつるんにスッキリします。 脂っぽい料理を作った後に油汚れがこびりついたフライパンを一度油でキレイに落としてから、洗い流すのと同じです。 スキンケアでは、汚れが、こびりついたところをいくら流してもしっかり落ちないので、 浮き上がらせるためにクレンジングをします。
生クリームのようなきめ細かい泡になったら、それを肌の上に乗せていきます。 肌の上に「泡を満遍なく乗せる」がポイントです。力の入れ具合は、デコレーションケーキの上に生クリームを乗せていくようにです。 敏感肌とかニキビ吹き出物が出来やすいという方ほど、洗顔時にごしごし力を入れてこすっています。 汚れを落とそうとしてこすってはいけません。また、洗顔時に 顔の上で泡立てる人が大半ですが、それでは、まったくもって意味がありません。
ポイントは、事前にできた泡を顔に乗せて汚れを吸着させることです。 泡を乗せたら、力をいれずに泡を顔の上でコロコロと動かします。 このときは、手が肌に触れてはいけません。手と顔の皮膚の間に泡がサンドイッチのように 挟まっていることがポイントです。その泡が動くときに汚れが吸着し取れます。 泡で顔を満遍なくマッサージするように動かしたら、次は、すすぎです。
すすぎは長めに。拭くときは摩擦を避ける
すすぎは、たっぷりと行います。このときも、手で肌をこすってはいけません。 手と肌の間にはぬるま湯(水)がサンドイッチのように挟まっていることがポイントです。 顔にぬるま湯をどんどんかけて、水の力だけで落とします。 泡がなくなっても、やりすぎじゃないか?というくらい、しつこいくらいに、洗い流します。 洗顔料が残っていると、今までの行為が台無しになるので、水道代とか気にせずに、長くやってください。 特に顎の下、生え際、など念入りにやります。 手で軽く触れて、ぬるぬるしなくなったら、もう一度そこまでと同じ時間くらい洗い流します。 お風呂のときは、シャワーを顔に当てて流すと、早く流せます。 水圧のマッサージ効果もあるので小顔対策にも効果的です。
洗い流したら、水滴を吸い取るように清潔なタオルを軽くのせます。強く抑えたり、横にこすってはいけません。
ここまできたらお分かりかと思いますが、肌への摩擦や負担を防ぐために、なんでも軽く乗せるように行います。
洗顔後の感触を確かめてみましょう。やわらかさ、透明感、以前と比べてどうでしょうか?
毎日、これだけ愛情をかけてお手入れをすると、短期間で、トラブルの出ない、 きめ細かいもちもち肌へと劇的に変わっていきます。