乳液は、肌の皮脂膜に一番近い状態
水分と皮脂の量を調節して、さまざまな刺激から守ってくれます。
美肌の3バランス
水分補給したあとは、水分が逃げないように肌の上に薄い皮脂膜を作りふたをします。適度が皮脂が肌表面にないと、皮脂を補おうとして、皮脂分泌が活発になり皮脂過剰を招きます。水分と油分のバランスが保たれているのが理想の肌です。
乳液(ミルク・エマルジョン)は、基本的にどの肌タイプでも使用します。 乳液というと、油っぽい、 べたつくイメージがあるかもしれませんが、今は、テクスチャーが軽い美容液や水のような乳液もたくさん出ています。
最近は、スキンケアでもアロマなどの香りも楽しめるようになってきているので、気に入った香なら使うことでリラックスもできます。 使うのが楽しいと、肌にも良い効果がでます。もちもち肌にあこがれる方は、乳液、本当に大事です。 乳液は、シャンプーの後のリンスのように、 肌を柔らかく保ってくれる役割があるのでしっかり使いましょう。
夏でも使います。 季節や、肌の変化に応じて、さっぱり、しっとりなどの感触のタイプを変えると良いでしょう。
乳液は、肌の表面を保護している皮脂膜に一番近いものです。 脂症と感じている方は、なんでもさっぱりとした洗顔や化粧水など選び、脂分を避けることで、 自分から皮脂分泌を促している可能性があります。適度に肌表面に油分がないと、肌の防衛機能で自動的に出てきてしまうのです。化粧直しでも、皮脂はとればとるほど、活発に出てきます。 乳液をつけることによって、肌表面が安定し、余計な皮脂が出なくなってきます。
私も、若い頃は、脂性だと思い込んでいたので、ニキビ用化粧水だけしか使わず、しっとり系の化粧品を避けてきていました。 ところが、しっかりとお手入れを始めてから、肌質が変化してきたのです。変化したというよりは、本当は、 健康的なノーマルスキンだったことに気づいたのです。化粧がスグ崩れる毛穴が広がったニキビだらけのブツブツ顔でしたが、 肌が白くてキレイとか、毛穴がなくてうらやましいとか、きめ細かいといわれるようになりました。
乳液も、基本的にはコットンにとってつけます。それから、手で包み込むようになじませます。
できれば、そのときに、たっぷり手に取り、筋肉の流れに沿って軽くマッサージをすると 肌の自活力を高めるアクティベイトバランス も保てるので効果的です。 しわが出来ないように気をつけながら顔の疲れや、凝りもほぐしていきます。外側にマッサージすることで、 リンパに不要物が流れ込み、むくみも取れます。目の下だけは、筋肉の流れが違うので、気をつけましょう。
朝は、UVカット効果のある日中用乳液に切り替えます。